和紙のふるさと 小川町

小川町観光協会

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田畑ファーム

 

子どもから“おじいおばあ”まで
みんなが寄り合う里山づくり

 

 田畑ファーム(田端 龍一さん)

 

 実家は明治時代から続く米農家。先代が動けなくなった頃からお米が余るようになり、「しょうがねえから古い品種はやめて、コシヒカリの栽培に挑戦してみたら、すごく旨くて」。仲間内で売り始め、徐々に口コミで販路が広がった。若い人にも食べてもらいたいと、ラベルにも工夫を凝らし、東京の小学生150人を対象に田植えや稲刈り体験も実施。地元のおじいやおばあと共に、田植えや収穫作業を手とり足とり教え、米作りの講演をするまでに。「いやいや始めたつもりが乗せられちゃってさ。昔はなんとも思わなかったけど、田んぼや稲刈り後の景色って本当にきれいなんだよ。子どもたちが喜んでいる姿を見ると、やっぱりうれしいよな」と田端さん。

 

 自然のなかで共に体を動かし、お弁当を囲んで笑い合う。熱心に取り組む「カタクリとニリンソウの里(※)」の保護活動も、そんな寄り合いの場だ。花の全盛期には、仲間と手作りした竹細工を販売し、集まった募金を里山づくりに生かしている。

※カタクリとニリンソウの里:3月下旬から4月上旬が見ごろ

 

 田畑ファームのお米を買うなら

  • 道の駅おがわまち

  • 田畑ファーム など